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□…――― diary ―――…□



2002/05/13

ドッペルゲンガー

まず、昨日の言い訳から。
自分で書くネタを決めたにも関わらず、それを忘れてしまいました。
苦肉の策で書いた文章は一般格闘ゲームの話。
一般という所がいけなかったのでしょう。
書いてて「あ… こりゃ滑ったな。」と思う程。
時間も時間だったのでUPとしてしまいましたが、今後悔してます。
学校の課題で書いた文章が真面目だったという点もあり、思考が固まっていたというのもあります。
此からも僕の脳みそが悲鳴を上げてる時は”馬鹿話”すら書けなくなるかもしれません。
あ… あしからず…(ぉ
まぁ、「日記だから毎日の変化がある筈だ。」と言うのも良いんですけどね…
僕としては敢えてこの道を進みたい訳で。

さて、今日は昨日書けなかったドッペルゲンガーの話です。
初っぱなから跳ばしますが、僕にはドッペルゲンガーと思われる人物が居ます。
少し遠い地に住んでるのですが、一年くらい前からチャット等で会話をしてるんですよ。
会話が被る、被る。
同じ文章を同時に書くことが多いことに気づきました。
この時点で僕らは「同志よ!!」と呼び合っていたのです。
趣味も合いましたし、考え方も似たり寄ったり。
毎日のようにチャットをしている内に、どうもそれだけで無い事が解りました。
気分が同調してるんです。
僕が試験で凹んでるときに会話すれば彼も凹んでる。
特に問題のない状況なのに気分が晴れない、彼が凹んでいた。
そんな具合で、なかなかに奇妙な出会いではあるんです。
因みに、リアルではまだ一回も会ってません。
会いに行きたいのですが、金銭的問題でお互いに踏みとどまっているのです。
ですが、仮に彼と会ったら…
良く、そんな話をします。
「なぁ、俺らって…」
「…言うな。」
会うと片方死ぬのでしょうか?
「いや、俺が本体だ。」
「お前が本体ならば俺も本体だ。」
生き別れの弟なんじゃないかと勘ぐってしまいます。
どちらが本体なのか。
…いや、むしろ二人合わさって一人分なのか?
そうか、僕らは脳足らずだと思ったら分割されてたんだ!

二人合わさってこれ以上エロになったら女性が近寄れません。


2002/05/14

ドッペルと会話

ドッペルと今日も今日とて話していました。
彼から、とあるサイトを見せられたんです。
グラフィッカー等の給料の低い人達は如何にして生きるか… そんな事が書いてありました。
話には聞きますが、ホント大変らしいです…
電気止められた… とか。
ガス止められた… とか。
そこで必要なのは、如何にして切りつめるか。
そのサイトに書いてある最終的なことは…
”公共料金を払わなくても何とか生きていける”
という事でした。
世の中上手くできてるんですね。
10Wまでの電気なら手続きで何とかしてくれるらしいのです。
何とかお湯が沸くそうです。
でも…10Wじゃ… PCが出来ません。
エチぃCGが見れません。
エチぃゲームが出来ません!!
いや、それ以前にサイト更新が出来ません!(建前として置かせて下さい)
女性・男性を問わず、僕にとって”萌え””燃え”は膨大なエネルギー源です。
キャラクターの性格だけでお腹いっぱい。
…そういえば、昔後輩から見せられた小説を読んで一週間飯が不味かった事もありましたっけ…
………
つまり、PCは必要な訳です!
そう、電気は必要。
となると何処で削るか。
飯はパンの耳とオカラであれば栄養満点。
風呂は… 一応入りましょう… 衛生面は大切にしなければいけません。
髪は… 自分で切る?
「髪か… 坊主なんて?」
「いや、それも良いけどさ。」
「今、俺の髪見たら凄いよ?」
奴は長髪らしいです。
あいにくと僕はサクラ対戦の主人公のような無いような… 只の刈り上げ。
「出来れば、長髪にしてポニーテールもといチョンマゲみたいなのが良いな。」
そう、髪を結べるのが望ましいですよね。
タオパイパイみたいな。
結んだ髪を指で弾けるように。
…か、格好良い!(間違ってます)
どう思います皆さん?
髪をビッ!と弾いて「フッ」とか笑うオタ。
あぁ… あああああああああ。

そうならない様注意します。


2002/05/15

シャーマンキング

週刊少年ジャンプで”シャーマンキング”という漫画があります。
ご存じの方も多いかと思います。
それを今日読みまして(以下ネタ晴れあり)。
………
メイデン…
良い… ですね。
無表情、ロリ、小さい、強い、怖い…etc
モハァアア
そういう漫画では無い筈なのですが、妙にヒットゾーンが多いシャーマンキング。
今週号はキスシーンが…
勿論、食い止めなければなりません。
誰のため?
当然、我らがメイデン様の為!!
マルコの気持ちが解ります。
汚れ無き少女の為、我が主の為、命張ります!
所がそう思っていたのはマルコとだけで無いようでして。
木刀の竜ってリーゼントもまたメイデン派!
つまりロリ思考!
素晴らしい漢達ですね。
…他に素晴らしい女性は沢山いるのにロリしか見えないなんて…
特にマルコの献身ぶりには頭が下がります。
”メイデンvsマルコ”の様な同人誌もありますし、その人気の程も伺えます。
ただ… やはり報われない漢達なんでしょうね。
でも、だからこそ思うんです。
…竜よ… メイデンを拉致し、そのまま駆け落ちしてくれないものか…
…マルコよ… 竜を追いかけ、ぶちのめし、それを手柄にメイデンに愛の告白を…
熱い!
熱いよぉ!
メイデンの気持ちを考えてない時点で熱いよぉ!

少年漫画で萌える二十歳一人。


2002/05/16

パプワ君

南国少年パプワ君。
昔、そんな漫画がありましたよね。
柴田氏の危険なギャグ世界へどっぷりと浸れる、そんな良い漫画でした。
それが最近になり、話も新たに雑誌で再登場とか。
やっちゃいけない事と解ってます(反省の予定はありません)が立ち読みをしました。
懐かしい。
まず、第一感想がそれ(以下ネタ晴れあり)。
話は七巻からの続きのようでした。
つまり、アラシヤマもガンマ団に戻ってる訳で…
何話か進んでいる様でしたが、未だアラシヤマ現れず。
………
これでは話が続きません。
アラシヤマこそ主人公だと思いませんか?
あんなネクラで、ホモで、愛に飢えてる奴はそうはいないのです。
ビバ、アラシヤマ!!
…そう早とちりして焦っていたんです、僕は。
しかし、そこは柴田氏。
ユーザーが何を望むか、誰が人気があるか良く解ってるようです。
遂にアラシヤマ登場!
人形片手にブツブツ言うアラシヤマ、ネクラです。
パプワ君、チャッピー、コタローの反応は…
「「「うわぁ」」」
………
あ、アラシヤマ…
強く生きよう… お互いに。
かなり出だしから冷淡に扱われてますが、アラシヤマは漢です。
コタローを連れ戻すために必死に努力します。
「戻りましょう、コタローはん。」
強制連行!とばかりの行動。
ガシっとコタローの腕を掴みそのまま…
ホモ疑惑の次はショタ疑惑ですかね!?

また一人、報われない漢が増えました。


2002/05/17

ふたり

また、家族で映画を観る事となりました。
観てない作品が沢山あり、それを始末(もとい楽しむ)してしまおうと言う訳です。
トゥームレイダー、ハリーポッター、…他にも十本程。
僕としてはトゥームレイダーが良いかな、と。
ですが、母親はアクション物が嫌いです。
僕と親父はアクション好きです。
ここで誤差が生じ、今日観る物はハリーポッターかと思われました。
所が!(ここ重要です)
あろう事か親父が選んだ作品は邦画!
日本の作品は今一好きでありません。
実際、洋画と比べたとき見劣りするのも事実です。
そんな訳で、僕としては大した期待もなく邦画”ふたり”の始まりを待ちました。
スタッフロール… つまりキャスト紹介が流れます。
音楽監督… 久石譲
な、何ぃいいいいいいいいいい!?
久石氏と言えば、ジブリ作品でナウシカ、ラピュタ、もののけ姫等の作曲家じゃないですか。
かく言う僕も久石ファンの友人から熱く語られ、挙げ句に汚染されてしまった身。
名前くらいは知ってます!(自慢にならない)
その御方が担当されてる邦画となれば、心して掛からなければなりません。
キャスト紹介は続きます。
中竹直人氏が精神科医として出演している事を覗けばキャストは他全然知りません。
が…
原作… 赤川次郎
な、何ですとぉおおおおおおお!?
〜の殺人、系を書いてる小説家として脳内にインプットされてます。
いや… むしろ〜の殺人、系しか知らないんですけどね。
ともかく凄い人が書いてる、それだけは確かなようで。
そんなこんなでキャスト紹介の時点で期待大です。

さて、内容に入ります(以下ネタ晴れあり)。
二人の姉妹が居ます。
姉は素行も良く、しっかり者で頭も切れました。
反対に妹は常に姉との比較、元来ドジでトロイ娘です。
しかし、悲劇は起こります。
事故で姉が死んでしまったのです。
ショックで母親は精神的病を患い、父親も頭を抱えます。
そんな中、主人公である妹は普段通りの生活を営みます。
姉との比較を常に背負いながら。
ある日、目の前に姉が現れました。
死んだ筈の姉。
悩みを抱えた妹に姉は優しく接します。
姉と話し、癒されていく妹。
ふたり、なんです。

会話の流れもですが、キャラが…
何故かデフォルメされたアニメのように進展します。
激しい程に役者に役割があります。
父親は寡黙だし、母親は会話と動きが機械チックです。
主人公は笑える程にトロイし… 恋人はやけにダンディー。
唯一まともなのが姉。
妹を見守る霊体。
問題となるのは演出くらいですか。
漫画か? と思わせるエフェクトには苦笑するしか無いです。
途中まではそれが結構面白いんですけどね。
後半になるにつれて嫌気がさしてきます。
そういうシーンを抜かせば良い作品なんです。
展開が全然読めませんでしたから、シナリオ。
ほのぼのとした中での緊張感もありまして…
さすが赤川氏!って所です。

で、この作品が終わる頃。
姉が欲しくなりました。

「紀弘。どう、私この服似合う?」
「いつもの制服じゃん。どこが違うのさ?」
「ほら、ここ。このリ・ボ・ン。」
彼女の言うままに見やると、そこには普段してないリボンが。
紺色の制服に鮮やかな黄色のリボン。
「このリボンね、昔紀弘が喜んでたの思い出してね。付けてみたんだけど…」
どう? とは言わせない。
「あ、姉貴… 綺麗だよ姉貴!!」
ガシッ!
同時に柔らかい感触を頬に受け、至福の味わい。
「あはははは。ほら、しょうがない子ね。早く学校行かないと遅刻するわよ。」
ガシシッ!
腰に回した手は離れません、離せません。
そしてこの手はそのまま…
「こ、こらッ… 早く行かないと… あッ!」


……
………
ぼ、僕は一体何を書いてるんでしょうか…
金曜日という事で疲れているらしいです。
まともに思考が働かないのも事実。
姉貴萌えしてるのも事実。
そう。
そうなんですよ。
不覚にも僕は萌えてしまった。
ひょこっと現れ、見つめてくる姉に。
僕も姉が欲しい!
あんな優しい姉が欲しいッ!!

妹属性 − 姉属性 = 一般人 …こうなった事をここに証明しておきます。


2002/05/18

花札

「アカリモエ」
フリーソフトで手に入れた花札ゲーム。
花札というカードゲームはなかなかに面白いです。
主に正月とか、博打とか、脱衣とかでプレイしますよね。
…断っておきますが博打は嫌いです。
脱衣は好きです♪
それをプレイしていたんですが…
アカタンイノシカチョウ!(漢字解りません)
花札で言う役を作り、勝利します。
「アカリモエ」
聞き間違えでしょうか。
スピーカーから何やら不穏な音声が。
もう一度反復してみます。
「アカリモエ」
……
「俺はマルチ萌えじゃ、おんどりゃあ!!」
やはりここは知名度、マルチロウを含めマルチでしょう。
いや、ここはお淑やかで無口な先輩に軍配なんでしょうか。
いやいや、元気一発南斗星拳レイ後輩も良かったなぁ…
良く解らないのですが、このソフト。
「あがり? 終え?」
と訊いているのかもしれません、僕に。
しかし、どうしても「アカリ萌え」に聞こえます。
余程この作者は”TO HEART”が好きなんだろうなぁ、と思いながらプレイしてるんですが…
何か悔しいです。
プレイしてないキャラを”良い!”と言われてるようで、敗北感を感じます。
「そんじゃ何か? 俺がプレイしたマルチはいけてねぇって事か? 人間は機械に恋しちゃ駄目なのか? マルチをメンテナンスする科学者に嫉妬するのはいけねぇって事か? もっと言えば、主人公に嫉妬するのは駄目なのかぁ!? 」
…思考がずれてますが、嫉妬というよりは羨ましいだけなのかもしれません。
取りあえず言える事は、「アカリ程度にマルチは負けやしねぇ。」ですか。
クッ、制作者に文句を言いたい。
何故アカリなのか!と。

次は頼みますよ。


2002/05/20

やっぱり不調子

以前、WINDOWSの調子が悪いと書いた事がありました。
あの時は… 激しいバックアップ、熱い初期化…
そう、色々なドラマがありました…
辛くもPCは復活し、問題点であった”終了が出来ない”症候群も改善されたんです。
そして暫くの間、クリーンなHDと共に爽やかな毎日を過ごしていたんです…
二日間だけ…
つまり、再発です。
何が起きたのか、それを調べようにも良く解らない状況でした。
と言うのも、ソフトを入れていったら同じ症状が出たんですから…
友人に訊いて調べて貰ったところ、WINDOWS・MEにはそういうバグがあるとの事。
入れた日を手繰っていくと案の定ぶつかったのがスキャナーでした。
ソフトが古いので、それで誤動作してるようです。
自分で描いた妙な絵をUPする為に、PCの調子が悪くなる… これは気分が悪いです。
スキャナーのメーカーに跳んで修正ファイルを落としてきました。
インストールは正常に行われ、僕も一安心です。
…所が、結論から言えばこれは意味がありませんでした。
それから毎日、WINDOWSの終了には万全を期して取りかかっています。
一端再起動をさせてから終了するのです。
そうすると駄々っ子だった鉄の固まりも夢の世界へ旅立てるという訳です。
わざわざ、僕が延髄に手刀を入れる必要は無いのですね♪
でも… 偶に、そう偶にですが再起動をするとその途中でフリーズしてしまう場合があります。
眠れぬ姫に手刀… 僕は常にそうしてきたのですが、こういう時は表現が違いますね。

姫君:「うん、紀弘ちょっと寝るね。でもその後で直ぐ起きるから… 安心して 。」
紀弘:「そうですね、そろそろ寝た方が宜しいかと。では… お休みなさいませ。」
姫君:「……う、ううん… やっぱ眠れないよ。」
紀弘:「ひ、姫!うぅ… この老いぼれ、身体に鞭打って姫の為に…!!」
…………ズバシュ!!!
姫君:「ひゃぁう!」
紀弘:「大丈夫、この後は私めが姫をたっぷりと… けけけけけ。」

昼寝しようとした姫君に手刀とは何と罪深い。
この後の展開が凄く僕的に、楽しみです♪

え〜っと、僕の姫君は今日も寝れないかもです。


2002/05/21

後悔

学校で切実に、そして必死で… 廊下を足早に歩いていた時のことです。
「あぁ、紀弘君の所にウィルス行って無い?」
突如、黄金の声が襲いました。
声の主は僕の師匠の一人。
「…ん? いや、来てないよ。」
「そう、なら良かった。私のパソコンにね、ウィルスが入っちゃってさ。初期化したの。」
少し笑い気味の彼女。
僕も少し笑って…
「お疲れ。」
そう言って、別れたんです。
そう言って…

……
紀弘:「馬鹿か貴様は?」
本体:「え?」
紀弘:「近頃お前は一言だって女子と話したことが無いだろう?」
本体:「う… うん。」
紀弘:「その日だって、片言だけど尊敬する人と話せて嬉しかったりしたんだろう?」
本体:「う、うん… そうだけど…」
紀弘:「…それで、お前という奴は… 師に当たる人に『お疲れ。』だなんて酷い言葉を投げかけ… その挙げ句に一言で会話を終わらせた、と?」
本体:「え、いや… それは…」
紀弘:「お前だってフォーマットの苦労は知ってるだろ? それを… はぁ。」
本体:「ご、御免よ。」
紀弘:「謝る相手は僕じゃない。」
本体:「………」(こくこく)
紀弘:「さ、予行演習だ。書いてみ。」
本体:「”拝啓、お元気ですか… あの日、俺は… ものすごくトイレに行きたかったです。”」
紀弘:「………」
本体:「………」(ふるふる)
紀弘:「…と、とりあえず謝っておこう… な?」
……

え〜、どう言い表したら良いんでしょうか。
このように人間というのは度重なる失敗の上、成り立つのです。
敢えて言うなら、これは成長への兆し。
人と人との関わり合いの中で… ごにょごにょごにょ。
……


マジすみませんでした。
今回の日記については本人に許可を貰っています。
えぇ、本人に。
…でも、笑ってくれたので僕も救われました。
………
見られた!?(ふるふるふるふる)


2002/05/23

読書

僕は本を読むことが大好きです。
中学の頃、親父から読書を勧められティーンズ文庫から手を付けました。
ティーンズ文庫とは電撃文庫、角川文庫、つまり若者向け小説のことです。
それからはスレイヤーズ、フォーチュンクエスト、極道くん…
ホント色々読みましたよ。
高校の頃もそれらを読み続けていたので、総計としては数百冊になったと思います。
そう、僕はこれらから文字の読み書きを教わったんですね。
夢のある… 現実でない話を読み続けた結果として、元からある妄想癖は更に強くなりましたが。
それに加えて、先輩から紹介されたシドニーシェルダン作の”女医”等。
現実にありそうな、腹黒い話もそこそこ読みました。
その結果、人間の欲望の奥深さを知りました。
こう考えていくと、過去に自分がしてきた事、それは無駄じゃ無かったのだと言えます。
むしろ今の僕を作り上げているのがそれらなのですから。
親父には感謝しなければいけません。
では、今。
僕が読んでる小説はと言うと…
”奴隷市場ルネッサンス”です。
…遂にやっちゃいました。
友達から買って貰いました。
前、日記でも書いた通り元は素晴らしいゲームです。
それの小説版(以下ネタ晴れあり)。
僕が持ってるのは”奴隷市場”の方なんですが、”奴隷市場ルネッサンス”とは少し違うようです。
DVD版だという事もあってか、シナリオが追加されてるのかもしれませんね。
もしくは、完全な続き物なのか…
期待を膨らませ読みました、小説を。
所が、読んで行く内にある事に気付きました。
なんて… なんてエロいんだ!
僕がプレイした作品はこんなエロエロじゃ無かった筈だ!
4Pって何だよ、4Pって!!
どうしたんだ原作は!!
…と結構悶えていたんですが、やはりそこは著者も考えていたらしく。
僕の大好きなファルコが登場。
格好良いです。
そしてやっぱり報われません、彼。
大事な… そう、親友を無言のままに斬りつける程大好きな姉を拉致されてしまいます。
その話の主人公によって助けられるんですが… 今度は姉がそいつの元へ走りそうです。
大金を叩いて主人公を買い取り、陽動の為に金をばらまき、後始末のために金を使い…それでいて姉は去る…
どうするファルコ!?
愚痴の一つでも言うんだろ?
いつもみたいに、「何だ、死んでるのかと思ったよ。」とか!
もしくは、「その奴隷はお勧め出来ないな。君になら僕がとっておきの物を選んであげるよ。」
そう、ファルコ!
君はそういうニヒルなキャラじゃないか!
ここは一発気を利かせたセリフを言ってみようぜ?

「今度の事で君には貸しが出来たな…… ありがとう……」

お〜ぃ、ファルコ… 漢かよ。
ちょっと感動してしまいます。
…まぁ、なかなかに楽しませて頂きました。
でも… こういった話って、一般人からしてみれば一生読む機会が無いんでしょうね。
ん〜、それって凄く残念な気がしてなりません。
そんじょそこらの映画や、小説に負けないと思うんですよ。
事実、数百本の映画を観てる僕が言うんですから間違い無い筈です。
あ、今言った映画のほとんどは何かしらの賞を取ってる作品ですよ?
そう考えていくと、結構僕って恵まれてるのかもしれませんね。
好きな小説を読み、良いと言われる映画を観て、酔いしれるエロゲーに填る。
そして出た結論が… 「エロゲーこそ魂の作品だ!」です。

親父… ごめん。


2002/05/24

サトラレ

ども、酔っ払いです。
今日は白ワイン辛口。
ちょっと訳ありで、酒が恋しいんです。

この一週間、長いようで早かった気がします。
専門で新学期が始まってから早二週間ですが、このサイトを更新しているお陰で毎日が充実しています。
そして今日は待ちに待った金曜日。
明日も、明後日も休みがある… それを考えてニヤニヤする日でもあります。
ですから、必然的に普段より時間にルーズになる訳でして…
そんな中、二ヶ月ぶりくらいにTVを見ました。
と言っても映画です。
日本テレビでやっていたサトラレという映画なんですが、知っているでしょうか。
僕は普段、日本映画は観ない質なんですがここ一年近く多く見るようになってしまいました。
段々と”日本映画の良さ”を理解してきたからかもしれません。
以前ここでも書いた”ふたり”もそうですし、”八甲田山”や”しこふんじゃった”も面白い作品の一つです。
洋画の独特なアクションに飽きてきたのもあるんでしょうけどね。
つまり、大事なのはシナリオ。
映画は金じゃないと思うんです。
勿論、予算を大幅に喰うシーンがある”ホワイトアウト”は日本映画として難しかったと思います。
ハリウッドと違って予算が少ないです。
だからこそ、アイデアとストーリー… シナリオで攻めるのでしょうね。
今まで考えたこともなかった、そんな事を真面目に感じてしまいました。

さて、そう感じさせてくれたサトラレ(以下ネタ晴れあり)。
CMでもあった様に、ある一定範囲に対し脳波を送ってしまうという設定。
どういう事かと言うと、サトラレと呼ばれる患者は考えてることを周囲に伝えてしまうんです。
自分の意志とは関係無しに…
相手に対し悪い事を考えていたとすれば、それは筒抜けでお互い気まずく。
相手に対し好意を寄せていれば、その周りの人々もそれに気付き…
かなり、問題がありますよね。
プライバシーの漏洩どころの話では済みません。
しかも、この映画の世界では法律で”サトラレに病状を伝えてはならない”となっていました。
となると周りの人々は情報を受けるだけで、本人を見守ることしか出来ないんです。
政府がそれを取り決め、そしてサトラレのためにエージェント達が動きます。
普段の感情ならどうでも良い… では、激しい感情が全ての人に襲ったら?
主人公の唯一の肉親であり、理解者である祖母。
彼女は末期ガンでした。
それを知らぬ主人公。
そして伝えられぬ周り。
主人公は医者であり、物語が病院を通して進みます。
サトラレである彼に祖母の病状を告げれば、患者である祖母にそれが伝わってしまう。
それを防ぎ、奔走する政府、関係者。
医者を辞めさせるよう働きかけ、追い出そうとしました。
でも、最後には彼が祖母をオペすることとなります。
何故ならば彼が祖母を想う気持ちが全ての人に伝わったから。
主人公のオペは完璧でした。
祖母の名を呼び、励まし、生きてくれと願いながらメスを振るう。
しかし、彼の願いは虚しく転移しているガン。
…もう、助からない。
彼の絶望は病院内の全てを駆け巡ります。
「ばあちゃん、ごめんよ。俺、助けられないよ… 」
医者になろうとした切っ掛けは幼少時代、祖母に助けられたこと。
自分の命を救ってくれた祖母。
救ってやると誓ったのに無力な自分。
「ばあちゃんの悪いコブは全部取ったよ。もう安心だから。」
手術後、祖母に語りかける主人公。
彼はサトラレ。
嘘をつけぬ者。

日本映画で泣けたのは何年ぶりでしょう。
間を多く取り、感情を表現し、静かな作品が多い邦画。
今回はやられました。
自分なりに展開を予想していたつもりでしたが、全然当たりませんでした。
それにより、見事に直撃を喰らった訳です。
僕もまだまだ、ですね。

さて、そろそろ… ボケた方が良いですかね?
前置きが長くなっちゃって御免なさい。
この邦画を観て、思ったことがもう一つあるんです。
僕がサトラレだったら?
………
えっと、まず僕の行動がバレますね。
つまりそれは… 凄い事な訳で…
今回の主人公の様には生きてないので、不味い事だらけです。
部屋にあるエロ本の数… 部屋にあるエロゲーの数…
そして… そして…ッ!
僕が女の娘に対してどんな風に思ってるかがバレちゃいますッ!!
………
…いやぁ、本当は初めからこれを書く予定だったんです。
でも、サトラレを観て大分被る所もあるし… というか啓示か!? みたいな。
朝、の話です。
いつものように学校への道のり、電車で寝ていたんです。
そこで、急に電車が揺れまして。
グワッ!
目の前に接近する物を感じました。
何事かと目を開けると…
谷間が…
肌色で、柔らかそうで、ちょっと小さ目なのかな萌え萌え
………
…な、な〜んて思う訳無いでしょ?
ね?
口が裂けでも言う訳無いでしょ?
ね、ね?
…ホント、サトラレじゃなくて良かったと思いましたよ。

後、数センチで初の胸パフ…