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□…――― diary ―――…□



2003/03/14a

白い日

今日は白い日ですね。
昨日までサッパリと忘れていたのですけど、何とか思い出しました。
友人に言われて。
それで、僕なりに考えてプレゼントを考えたんですよ。

「プレゼントも何も、相手が居ないわ」
「…あ」
「そもそも白い日、って何? ホワイトデーってまともに言いなさいよ」
「あぁ… 君は…」
「全く。いい歳こいてだらしのない…」
「………」
「はぁ…」
「いやね、ほら、遊び心と言うか自由奔走した妄想により白濁液と似ている響きが―――」
「嫌。その話は嫌」
「…そうかぃ? 僕は好きだけど」
「あなたが変態なのは前々から知っているわ。それで?」
「ぇ?」
「ホワイトデーについて書こうとしていたんでしょ?」
「あぁ、そうなんだ。バレンタインの時のお返しをしないといけないからさ」
「だから… 相手が居ないわ」
「いや、そんなこと無いぞ! 僕を見くびらないで頂きたい」
「ん? それともバチェラとかいう二次元娘にあげるつもりかな。どうしようもない変態ね」
「ち、違う! バチェラたんにはインフルエンザで会えなかったんだよ!」
「そもそも会える筈無いのに…」
「…くそぅ、インフルエンザのせいで…」
「相変わらず馬鹿やってるみたい。ふぅん? 誰に、何を、どうやってプレゼントするの?」
「だ、だから他の娘に―――」
「他の、娘?」
「いや、過去形で娘と言うか… どう表現すれば萌える形になることやら…」
「………」
「………」
「…誰?」
「婆様」
「…ップ」(必死に笑いを噛み殺している
「あぁぁぁ!! わ、笑ったなあぁああ!!!」
「笑ってないわ」
「紀弘21歳! 堂々と婆様にバレンタインのお返しをしたさッ! 何が悪いんだ、いや悪くない」
「はいはい。解った、解ったから」
「………」
「どんな物をプレゼントしたの?」
レーズン
「……ッ(ドンドンドンドン)」(地を叩いて笑いを噛み殺している
「笑いたければ笑えばいいじゃん… 僕はね、婆様の身体が高血圧なのを知っているから、どうせ食べるなら少しでも身体の為になるような物を、と思って買ってきたんだよ」
「へぇ、そうだったんだ? 偶には良いことするじゃない」
「いやぁ、それほどでも―――」
―――ピラッ―――
「ん?」
「あ……」
「…これは、何? 紀弘さん?」
「あ、いや、その…」
「このレシート」
「………」
「今日の日付で、レーズン。百二十四円ってなってるけど」
「………」
「まさか、たった百円玉… 二枚で済ませた。なんて、オチ?」
「ば… 馬鹿言っちゃいけないよ。その百円玉二枚にだって! レーズンが六袋入って一セットなんだ! スーパーのバーゲン品だから本来であればその倍の値段がするんだッ!」
「ふぅん?」
「………」
「自分の分まで買って?」
「う……」
「夜食用にカップラーメンまで買って?」
「うう…」
「あなたにとって所詮はホワイトデーなんて、その程度の物だったのね」
「………」
「………」
「僕としてはね」
「え?」
「出来ることならば、君のように若く咲いたばかりの華を追いかけていたい」
「あぁ、ロリコンだったっけ」
「偶々、今回(毎年)は婆様のように過去形の娘さんになってしまった… ただ、それが仮に若くも美しい女性であれば、僕は何ら迷うことなくチョコだろうが飴だろうが快く渡す。今回のは不可抗力だ。仕方がない。でも! 僕にはまだチャンスがあると思うんだ。だって、今、君は、僕のこの空間で、この時間に、存在しているんだから」
「………」
「考え得る限りのことを、君に僕のこの想いを、全身全霊で刻みたい!!」
「遠慮するわ」
「そう、遠慮せずに」
「無茶言わないで」
「じゃぁ、添い寝だけでも…」
「抱き付くから嫌」

ぇ〜
また、妄想へ逃げてしまいました。
いかんいかん。
彼女がいないからって、こんなんじゃ…
出来ないことは確かだけど、その倍率を高めてしまいますからね。
全く、こんな日があるからいけないのです。
もっと男性にとって快い日であれば良いのに。

ホワイトデーを白濁日ってのに変えませんか?


2003/03/14b

肉球

猫の肉球が好きな人がこの世には沢山いるそうですね。
今日、友人に「猫の肉球ってどうよ?」と訊かれました。
「どうよ?」と端的に質問されても、どう返せば良いのか解らないのですが…
有り体に言えば、あの「にゃーん」と鳴いている猫の肉球。
可愛いですねぇ。
良いですねぇ。
ククク…

猫、と言いますと。
Leaf制作「痕」の楓ちゃんを思い出しますよね
かく言う僕もその手でして、やはり… 血が騒ぐんでしょう。
「猫 ≒ 楓ちゃん ≒ 楓ちゃん(猫耳ver)」
こんな公式が成り立つんです。
実際、これを使ってどうするかと言いますと。

楓:「にゃーん、耕一さん」
耕一:「…楓ちゃんさぁ」
楓:「にゃ?」
耕一:「そゆことしてて恥ずかしく無い?」
楓:「ぇ、こ、これは… あの、千鶴お姉ちゃんがね―――」
耕一:「ホントは感じてるんじゃないの? ま、いいや。ほら、散歩行こ」
楓:「え、え、え?」
耕一:「おっと、散歩するには首輪は必要か」
楓:「そうですけど… 恥ずかしいです」
耕一:「俺に見られて恥ずかしいのかい?」

ククク。
ククク…
この後、楓ちゃんの肉球をプニプニプニプニ〜って。
…………
………
……
…ボタボタボタボタ(鼻血

耕一:「楓ちゃんって、肉球なんてあるんだ」
楓:「付けてるだけですよ」
耕一:「はっはっは、そんなこと言ったってお兄さんは騙されないぞ〜」
―――プニプニプニプニ―――
楓:「あ、あ、あ、あ… そんなにプニプニしないで下さッ… い」
耕一:「可愛いなぁ」
楓:「そんな… 耕一さんは私のこと―――」
―――ポンポン(頭を撫でる―――
耕一:「ホンッと、楓ちゃんって猫似合うよね〜」

か、楓ちゃんの短くも黒い髪を… ポンポンって!!
…………
………
……
…ボタボタボタボタ(鼻血

せ、セーラーサターンと似てるからって!
蛍ちゃんと似ているからって!!
…冷たい視線、セーラー服、ブルマに猫耳、猫手、猫脚のフル装備は反則ですよ…

―――な〜んてのを、要約して答えてみた訳で。
皆、引いてる訳で…
………
くそぅ、こんな妄想させるなんて… 変な質問しないで下さい!


2003/03/22

魔法少女が好きなんだ!

じ、じじっじいj
いっっじいっじ、実況中継ですッ!!
今、今です!!
「魔法少女アイ2」をプレイしております!!
ど、どうしよう。
どうしたらこの狂おしいまでの「愛」を!! 「愛」を届けられるのでしょうか!!?
ただ、一つ言えることとしては、
「アイちゃん可愛いィィィィ!!! げ、激萌え! げふぁ!!!」
ですね、はぃ〜
そして、ですね。
そして今、念願のラブシーン中だったりしますッ!
もちろん、シてることを書くのは不味いので詳しくは書きませが…
で、でもね…

アイ:「その… 一人でエッチなこと……… しちゃって… ごめんね…」

!?
ししっししししちゃったんですかぁぁぁぁ!!?
つぅか、つぅか… そんなこと言わなくても良いじゃないかぁぁぁ!?
前戯の前、キスシーンだけで僕ぁもぅ跳びそうですよォオ!!
うぁぁぁあ!!!?
………
……


と。
強烈に萌えてしまい、そのまま暴走したのが五日前の話。
FFシリーズで言うなれば、小躍りをする混乱状態です。
日記を書くどころか、マウスを持つ手が震えます。
カチカチ…
カチカチカチカチカカカカチチチ…
………
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ!!!!(連射
「アイちゃぁぁぁぁぁあああんんんんん!!!」
咆吼。
当然のことですが、学校での授業なんてものに身が入る訳もなく…
考える度に、アイちゃんのことを考える度に顔がにやけてしまうのです。
必死に真面目そうで冷静かつ、悩んでる表情を作る羽目になりました。
これが、実に体力を奪う。
自分の意志に反した行動をするのですから、当然と言えば当然なのでしょうが…
ただ…
どうやったって、にやけてしまうのは如何ともし難く。
にやにや。
一つ問題を解き終わる毎に、脳内保管されたメッセージが再生されます。

アイ:「う…… キミ… ずるい…!」

はぅ!
ドキンとしますよ、ドキンと…
「ずるい!」とは何がまたずるいのでしょう。
こう… 許しを込めた拒否の感じがしませんか?
ちょっと赤くなりつつも困った表情を想像しませんか?
思わずそこでいじめたくなったりしませんか?
魔法の香りがしませんか?(しない

ふ、ふぅ…
しかし、僕ばかり萌えてしまうのは読者の方に申し訳ない。
いい加減、説明しないといけないですか。
ですが、ここからの説明はちょっと危険でしょうから、危機を感じたら逃げて下さいね。
ネタ晴れも含み、アブナイ内容が迸ります(うろ覚えも多々ありますが
全然萌えないかもしれません。
それに、下記の条件が当てはまる人は本気でやばいです。
1.烏賊(いか)や軟体動物に対して嫌悪感を持つ方。
2.ミミズが十数匹群がっていても、素手で粉砕するだけの勇気が無い方。
3.地球外生物は宗教上の関係から耐えられない方。
そういう「普通の人」はここから先読まない方が後々トラウマにもならないでしょう。
人間、知らない方がいい世界もあるってことですよ。
汚れる前に、今の自分を大切にしましょう。


何年か、それとも十数年前か。
昔「うろつき童子」という触手をモチーフに描かれた作品が登場しました。
当時について書かれた記事を読むと、かなりのヒットとなったようです。
内容は、触手が女性を蹂躙するというもの。
どんな因果か僕はこの作品を幼少期に見ることとなります。
父上の友人がそのビデオを家に置いていき、家に居た僕が見てしまったのです。
ドラゴンボールか何かだと勘違いし、何が行われているかも理解せずの観覧でした。
その「うろつき童子」は世に大きな影響力を持ちました。
同じような形態をとったエロゲーや、エロビデオが沢山出たのです。
ただ、それも時と共に廃れていきました。
いわゆる王道RPGのみ、一部のシチュエーションとして見られるのみになったのです。
―――というのが僕が知る大体の流れです。
「魔法少女アイ」
このゲームは一時去った触手ブームを呼び戻す物となりました。
エロシーンの殆どが触手。
ラブシーンはストーリーを繋ぐためだけに存在する、ほんの一部のみ。
つまり、触手好きの為に作られた… かなり異質な作品だったのです。
発売前の某エロゲー雑誌の評価はそこそこでした。
「久しぶりの触手ゲーですねぇ…」と懐かしむ声であった記憶があります。
かく言う僕もその手でした。
「随分と古いネタを使うゲームだな… ちと王道過ぎないか?」って。
昔を慈しむ、とでも言うのでしょうか。
珍しい物、怖い物見たさ。
ある意味そこから興味が沸きました。
そして、プレイ。
触手。
かなり、触手。
それも、バットエンドでは猟奇が入る徹底さ。
「うろつき童子」に始まり、数ある王道RPGもこなしてきたので触手耐性はあります。
ちょっとやそっとでは、その防波堤が壊れる筈もなかったのですが…
やはり、触手だけのシーンになると見てられないものがあります。
跳ばし読みをしました(ぉ
触手は嫌いではありませんが…(爆弾発言
そこは、ほら…
ゲーム内の女の娘が「嫌悪感を抱く触手に汚されながら感じてしまう戸惑い」の表情です。
触手自体はどうでもよいのですよ。
…さて。
幾らここで「魔法少女アイ」が触手ゲーだと言いましても、シナリオは存在します。
余りに「触手」という属性が強すぎる為に、ストーリーが見られていないだけで。
むしろ「触手」を除けば、一端のエロゲーとして十分に面白いのです。
そこで、僕はこの作品のストーリーを軽く触れたいと思います。
何故なら「萌え」てるのは「触手に」じゃなくて「ヒロインに」なんですから。

「魔法少女アイ」はその名の通り、アイという名の魔法少女がヒロインです。
ストーリー的に言うのであれば、魔法戦士になります。
「ゆらぎ」と呼ばれる敵(触手)を倒す為に地球外から派遣された魔法戦士。
主人公の秋俊は偶然にも「ゆらぎ」を見つけてしまいます。
男の身体から出る触手の群れ、蹂躙される女性の痴態。
自分が見ているのは現実か、夢なのか…
その時、突如現れるコスプレ姿の美少女。
一瞬にして「ゆらぎ」は両断されました。
圧倒的な強さ、その異常さを見てしまった秋俊。
しかし、その記憶は秘密保持の為に少女の手により抹消されます。
アイ:「見てしまったのね」
秋俊:「……ぁ」
アイ:「…死にたい?」
アイ:「それとも、生きたい?」
記憶を消された秋俊は、最近自分が変な夢を見ることで悩み始めます。
そして、記憶を消したアイもまた… 消した実感が沸かないことに疑問を抱くのです。
アイはその疑惑を晴らすために、秋俊に近づきます。
また、秋俊はアイの姿を見たことにより完全に記憶を取り戻してしまう。
秋俊:「き、君はあの時のッ!!」
アイ:「!?」
アイは自分の魔法が効かないのは「ゆらぎ」の力だろうと秋俊を監視し始める…
―――大体の流れはこうでしょうか。
ことある毎に「殺す」と脅され、それでもアイのことを気に掛ける秋俊。
秋俊を疑い、心を張りつめるアイ。
非常に面白いと思うのですよ。
最終的に、この二人は結ばれるんですけどね。
ラスボス戦は、街の誇る巨木。
それが一連の騒動の元であり、アイがこの街に来た理由でした。
恋人であるメグ姉ちゃんを救助すること…(同性愛ですねぇ
最強の魔法戦士であるメグ姉ちゃんは、巨木に取り込まれていたのでした。
そして、それを倒し救助した後… 秋俊は秘密保持の為にまた記憶を消されます。
今度は魔法戦士二人がかりでの記憶消去。
そして、記憶を失ってしまった秋俊を遠くから見つめるアイ…
ハァハァ…
萌えぇぇぇええ!!!

…よ、ようやく「魔法少女アイ2」へ入れます。
これを書くには「触手」と「アイの状況」が必要だったんです。
堪忍してください。

「魔法少女アイ2」はその名の通り「魔法少女アイ」の続編になります。
「魔法少女アイ+」は「魔法少女アイ」に追加シナリオ+ボイスが付いた仕様でした。
ですが「魔法少女アイ2」に関しては初めからフルボイス。
ついにアイの声が聞ける…
ハァハァ…
た、たまらんのです。
主人公は相変わらず秋俊です。
記憶を失い、喪失感に囚われる秋俊は高校を終え二浪の身でした。
大事な何かを失った。
その想いだけが強く残り、何事にも打ち込めなくなっていました。
そんな彼が予備校の帰りに公園を通りかかると―――
男と少女が睨み合っている場面に出会します。
しかも、その男は人間ではなく… 何か触手のような物を振り回しています。
対する少女はそれを簡単に避け、嘲笑うが如くその男を倒してしまいました。
リン:「そこ! 隠れてないで出てきなさいッ!!」
秋俊:「え…」
前作に続き、またもや秘密保持のために記憶を消されてしまいます。
その少女も魔法戦士だったのです(嗚呼、哀れ秋俊よ…
ですが、秋俊君の能力も少しはマシになったのでしょう。
今回は魔法自体を防いでしまいました。
完全に記憶を保持した状態。
魔法の手応えを感じれなかったリンは、秋俊の元へ近づき(以下略
―――そんなこんなで序盤は同じような流れです。
ただ違うのは、今回はリンという存在がいること。
リンの性格は、明るく暴言失言、何でもありの元気少女です。
一作目のアイは控えめで、多少狂気の光を持った優しい少女でした。
当然ですが、途中からアイも参加します。
序盤でリンが秋俊の部屋に居座り、ドタバタを…
中盤からアイも加わり、一つ屋根の下に三人という荒々しいストーリーとなります。
半ば同居生活にも関わらず、アイのことを愛した記憶を失っている秋俊。
しかし、秋俊を三年間思い続けたアイは自分からそのことを話しません。
何を言ってるんだ、この娘は? と思われたくないのです。
秋俊に嫌われたくないのです。
どう接すれば良いのか、戸惑い、傷付いていきます。
………ハァハァ
秋俊が済むマンションの管理人はメグ姉ちゃんです。
メグ:「それに、アイちゃんは秋俊ちゃんが好きみたいだし…」
アイ:「…ッ!」
メグ:「あれ以来、私が誘っても甘えてこないもんね〜」
アイ:「め、メグ姉ちゃん!」
メグ姉ちゃんはアイを秋俊に取られて不服なようです。
…何か… 良いなぁ…
秋俊と喧嘩友達同然のリンは秋俊と良く話をします。
しかし、アイは昔のことが頭に引っかかり、なかなか会話を切り出せません。
いきなり親しげに話したら駄目だよね。変に思われちゃうよね…
………ハ(略
アイは孤独です。
最後は―――
役に立たない秋俊君も記憶を取り戻し、イチャイチャしまくり(三年分
その時のアイが、また…
ハァハァ…
萌えぇぇぇええ!!!

た、大体の概要は理解して貰えたでしょうか…(疲
あ、もう一つ補足しておきます。
「ゆらぎ」さん達は「魔法少女をイかせまくれ!」との指令を受けてるらしいです。
問題の体液は催淫効果のある強力な媚薬。
戦いの最中、それを浴びてしまえば大変なことになります。
僕が、いっちば〜ん先に書いた「その… 一人でエッチなこと……… しちゃって… ごめんね…」というアイの台詞もここに由来しているんですが、ククク…
ゲーム中、一番微妙だと思ったシーン。
トイレから聞こえる悩ましげな声。
秋俊は何事かとドアを開けようとしますが、リンはそれを止めて言います。
リン:「アイが怒っているよ。こんなにも声を荒げて怒ってるなんて、やばいよ!!」
何が起こっているか解らない秋俊もリンの言葉を信じ、トイレに近づけなくなりました。
秋俊:「少し、様子を見よう」
リン:「うん…」
そう、ドキドキしながらトイレの前で正座する二人
中ではアイが「ゆらぎ」との戦いで、高ぶってしまった身体を静めています。
アイ:「もぅ、三回目なのに… うぁぁ!」
ガチャ
ドアを開けるアイ。
正座している二人。
アイ:「………」
秋俊:「………」
リン:「………」
アイ:「…殺すよ」
こんなやりとりが…
それを頭に入れて、ラストの方でのラブシーンでの先の一言。
納得、って訳です。
それどころか、激しい戦闘での仕方のないことなのに謝ってくるアイが良い…
凄く良い…
「魔法少女アイ」と「魔法少女アイ2」でのアイがプラスされて―――
もぅ、萌えて萌えて… ハァハァ
………
ただ、まだ完全攻略はしてないんですよ。
本ルートだけクリアして、残るバットエンドに関しては後でって思ってたんですけど…
アイが可哀想でバットエンドを見る気になれません。
これ以上、触手共の好きにさせたくありません!
貴様等、アイに指一本でも触れて見ろ! ぶぅtころうおああかあA!?!
過去、これほど萌えたのは「楓(痕」「バチェラ(BALDR FORCE 」くらいですよ。
アイの為なら何されても本望です。
ハァハァ…
ファンディスク買おうかな…
サントラも欲しいな…
画集でないかな…

アイを彼女に出来ないk(略


2003/03/23

風呂場は危険がいっぱい

墓参りに行っていた親が夜に帰ってきました。
僕は長男のくせに寝てました。
親が持ち帰った袋の中に「おはぎ」を見つけました。
おいしかったです。
それと、袋の中に見たこともないような食べ物を見つけました。
食べました。
―――不味ぇ
それの名は「お焼き」だと解りました。
高菜も入っていて栄養分抜群だと思います。
晩ご飯は、どこかで買ってきたという刺身でした。
マグロのネギトロ。
カツオのタタキ。
アカガイの酢漬け。
それだけではつまらないので、墓参りでおじさんが持ってきたという物も食べました。
メンチカツコロッケ。
フライドチキン。
本格熟成韓国産キムチ。
お味噌汁は「ワンタン」でしたが、煮すぎたのか少し濃かったです。
食後のデザートも食べました。
カントリーマァム。
ハーベスト。
デコポン。
プロバイオテックヨーグルト。
おいしかったです。

………
……

風呂に入ろうとすると異変を感じました。
冷や汗ものの感覚。
そう、これは! 腹下り!!!
急いでトイレに駆け込むものの、父上に先を取られました。
トイレの前で待つのは、余り好きじゃありません。
「仕方がない、潔く風呂に入ってからでもいいか」と先送りにしました。
いけなかった、それがいけなかった。
暖かい風呂に入るや否や、襲ってくる衝撃。
「ぐぁおおお!! で、デコポンか!?」
「それとも赤貝が!!?」
「ま、まさか初めて食べたお焼きがいけなかったか!!」
「ぬぅぅぅぅ! プロバイオテックは伊達じゃなかったかッッ!!?」
食べ過ぎ、という問題は無視して先へ進めます。
弛緩、という言葉があります。
よくドラマで使われるじゃないですか。
「あ〜いい湯だなぁ〜 ウェヘッヘッヘッヘ」って。
あれと同じように、身体がリラックスして油断してしまうんですよ。
もちろん、そんなことはさせません。
考えるだけで恐ろしい。
かなり一大事です。
暖かい風呂に浸かっていると身体が弛緩してしまう!
不味い、不味いぞぉお!!?
「こ、これが俗に言う我慢プレイか… 彼女たちも大変、だ、な…」
そんなことを思いながら風呂を上がったんですが、これってアレですよね。
調教系のエロゲーだと、よく使われるシーンだったんですね。
ほら、風呂場で下剤注入というシーンが多い理由ですよ。
ほら、ほらほら。
よく考えてみて?(考えない方がいい
………
……

はい、一つ勉強になりましたね〜
あ、この知識はくれぐれも使わない方がいいと思いますよ〜
彼女さんに蹴り殺されちゃいますよ〜(それも良し
後始末大変だし、俺趣味じゃないし、汚いし、そもそもやるやつの気が知れないが、あの女の娘の恥ずかしそうな表情は非常にそそられる訳で、だとしてもやはり人道的に問題があるような無いような気がするんだけれども(略
「じゃぁ、書くな!」って?

苦しかったんだもん…


2003/03/24

覚醒信号

今日の晩ご飯はカレーでした。
婆様が「紀弘が好きな辛いカレー買ってきたよ」と言うので楽しみに。
カレーは辛くなければいけませんよね。
甘いカレーなんて信じられない!
さてさて、お味は〜♪

紀弘
「―――甘ッ」

婆様
「え?」

紀弘
「ほんとに辛口? 甘口の間違いじゃない?」

婆様
「おかしいねぇ。バーモント… 何だっけ。そんなの買ってきたんだけどねぇ」

紀弘
「あぁ… バーモントカレーか… なるほど」

バーモントカレーとはアレですよ。
「ばぁ〜もんとぅカリィ〜♪」って大の大人が何を悲しゅうのか小躍りするCMで有名で、味の方も僕が知る限り「お子さま限定〜星の王子様スペシャルぅ〜☆」なんてお題が付きそうな程甘ったらしくて、その上リンゴの味がするんだか黒砂糖でも入れたんだかの微妙さが堪らないというアレ。
はぁ…
しかしながら、出された物は渋々だろうが喰わなければなりません。
喰い物を粗末には出来ませんからね(嗚呼、大地よありがとぅ

ガツガツ、ガツガツ、ガツガツ!

喰いながら思ったんですが、幾ら辛党の僕でも甘口が喰えない訳ではない、ってこと。
偶にはこういう子供に戻ったかのような感じも良いかな、なんてさ。
甘いカレーを食べて。
甘口なのに水を飲んで。
…フフフ、良いなぁ。
………良いなぁ〜
良いなぁ… アイちゃん…(思考が曲がる

カレーを作るアイちゃん。
「るんるんるん〜♪」とか鼻歌混じりに鍋を掻き混ぜてます。
もちろん、裸エプロンは必須。
必須ッ!!
引き締まった身体に薄布が貼り付いたかのような魅惑。
危うく手が出そうになる劣情を必死に抑えつつ、にこやかに僕は問います。

紀弘
「出来上がりが楽しみだな〜 今日はカレーかぃ?」

アイ
「ん〜 ちょっと甘かったかも… 紀弘はいいよ、他の作るから」

紀弘
「ぇ? いやいや、大丈夫大丈夫ッ! 何でも食べます、食べさせて下さいッ!!」

アイ
「そう? なら、はい。出来上がり」

紀弘
「うわー美味しそうだな〜 ガツガツ ん、美味しい!」

アイ
「ほんと?」

紀弘
「もちろん!」

アイ
「良かった… でも、甘かったでしょ?」

紀弘
アイの匂いの方が甘いよ

アイ
「う… また、そんなこと言って…」

紀弘
「好きだよ、アイ…」

アイ
「ん…」

………
……

ぎょあぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっ!!!!(部屋の中で暴れてます
甘口ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!
新婚かよ、こんちくしょうがぁぁあAA!!!

自分の妄想に理性が追いつかない


2003/03/30

ログは危険

最近自分で書いた日記をぱ〜っと見ました。
今日の日記を書く意味でも、ちょっと最近の自分ってのが気になったんですよ。

―――ごしごし

軽く、ぱ〜っとね。
そしたらさ。
そしたら、さ…

紀弘
馬鹿じゃねぇのコイツ!?

とか。

紀弘
「救いが無いっつーか、アイちゃん萌えつーか」

そんな感じに。

―――キュッキュ

…反省。
もぅ、二週間も立つのですよ?
「魔法少女アイ2」をプレイして、早二週間。
それでも未だ僕の熱は冷めません。
むしろ安定して、グツグツと煮込んでるカレーのようです。
ジャガイモが溶けていい具合になるでしょう。
ですが…
いい加減にしないと怒られてしまいます。

―――「ふ… う…」

良識ある友人、尊敬する先輩、かわいい後輩…
僕が萌えることで僕だけはなく、多くの人に影響を与えてしまうのです。
一人で萌えることすら許されない…
あぁ、何て罪なんだッ!!(悶
あぁ…
ああぁぁぁ…
あぁぁぁぁぁぁぁッッツ!!(悶

―――ザパァァッ
って、風呂場で考えてたら鼻の動脈がキレマシタ


2003/04/06

この歳になって気付くこと

「お前さ〜 アって文字が変だよ」
こんな言葉から始まります。
毎日毎日テストで、回答欄に選択式の文字を書きます。
「ア」とか「イ」とか「エ」なんて。
これは高校の頃、中学の頃によく経験したことじゃないでしょうか。
そんな親しんだ四択問題。
思いも寄らぬ落とし穴がありました。
「ほら、了って書いてみ」
そう言われて書いてみました。
「了」
うむ、「了」です。
間違いない。
「なら、アは?」
自信満々に書いてみました。

………
……
あ、あれぇぇぇぇ!?
今まで延々と「了」と書き続けていたのでしょうか。
そうなのでしょうか…
某漢字検定一級取得、久世紀弘。
その実、カタカナが書けない…
「ア」≠「了」
今更こんなことに気が付くとは思いませんでしたよ。
僕の余りに独特で繊細な字が… こう結果が出るとは(汚いだけ
むぅ。
あぁ、聞いたことがあります。
字はその人の性格が出る、って。
少し前、就職関係の授業で書道のおばさんが来たんですよ。
一人一人の文字を見て、訂正を加えていくんです。
僕も訂正を受けたんですが、その際に忠告の如く言われました。

おばさん
「あなた――― 人が嫌いでしょ?」

紀弘
「ぇ!? いや、そんなことは… あはははは」

おばさん
「人と同じことをしたくないでしょ?」

紀弘
「ぇ!? いや、そんなことは… あはははは」

全く…
いきなり核心を突くような言葉にビックリでしたよ。
でも、僕は偽善者ですからね、人が大好きですよ?
皆と同じことをしていても、それは幸せの一つだと言っておきましょうか。
ん、集団行動ですか?
中でヌクヌクとしてるのも楽しいもんですよ。
僕のように存在感の欠片もないような、そんな脆弱な奴は集団の中の一人であるべきなんです。
決して表に出ず、これと言った趣味も持たずに周りと合わせてるだけの奴。
冷めた奴、何事も関心の無い奴。
―――と、言いながら一人でエロゲーを買いに行くのが普段です。
馬鹿言っちゃいけませんよ。
僕はオタですよ?
萌えオタですよ?
エロゲーについて語りこそすれ、皆で仲良くエロゲー購入の旅なんてしませんよ。
目をぎらつかせ、普段であれば発揮されない能力を引き出す。
例えばそれは、空間認識能力であり電波受信然り。
無事、購入し終えてから仲間との談話。
それまでは、孤独に走る一匹狼の如し(二次元萌えしかしない狼さん
しかし、仮におばさんの言葉が次のようであったなら… 僕は負けを認めていたでしょう。

おばさん
「あなた――― 生の女性に興味がないでしょう?」

紀弘
「ぐ!?」

おばさん
「人と同じ性生活を送りたくないでしょう?」

紀弘
「…はぃ」

認めちゃったよ…
はぁ…
にしても。
性生活ですか。
求め、手に入れることで失う何か。
失った何かを求め、暴走する関係。
そんなのやだなぁ…
プレイ(失礼)自体は普通でありたいと思っています。
むしろ自制するでしょう。
何か語っちゃうと―――
「性交ってのは、愛の形のたった一欠片にすぎないんだぜマイケル」
これで。
仮にアイちゃんが居たとすれば、僕はそりゃもぅお腹一杯なんですが…
アイちゃんの服を洗濯干場に干してるだけで顔がニヤけてきたり、吸ってしまったり
アイちゃんがシャワーを浴びる音を聞くだけで動悸が止まらなくなったり、元気になったり。
アイちゃんに「何が食べたい?」と訊いておいて青汁買ってくるとかしたり(悪戯
末永くイけそうです。
凄く幸せそうながいそうです。
(アイちゃんは嫌そうな顔してるかもしれません… それがまた、そそるかもしれません)
………
…って、これは性欲じゃありませんね…
ん?
もしや、性生活において普通であり続けることが一般と違うのでしょうか。
中年男性のプレイ(失礼)は濃いとか、危ないって聞きますしね。
段々と満足出来なくなって、暴走していくのでしょう。
それが普通。
世の定理。
しかし―――
僕は違う!(ドウダカ
決して、決して!
アイちゃんの為なら、何だって我慢出来ますさ!
例え、後ろから抱き付かれようが。
例え、体育座りに魅了されようが。 例え、横で添い寝され―――
添い寝、さ…
…う…
け、決して…
………
…ううむ
童貞には、ちと難しい話です…

字でここまで見抜かれるとは…


2003/04/07

んー

最近、ふと思ったんですが。
学校で僕がアイちゃん萌えしてると、友人等から変なことを言われるんですよ。


友人
「まーた、そんなことばかりやって。身体が持たないぞ?」

強者(とも
「悶えとけ」

強敵(とも
「ははははは(意味深」


なんて。
前々から何度か書いて来ましたが「萌」=「劣情」ではありません。
どうしてそれが解らないのか。
それが不思議で仕方がないのです。
セルフバーニングなんざ、しませんって。
そう言えば、以前の日記では「笑」=「萌」と書きましたっけ。
だとすれば「萌」は別段怪しい意味になる筈が無いのですけれども。
はぁ… 欲望の固まりのような友人等を持つとホント困りますね。
数人の中で、僕が一番清純だとは!

…って書くと嘘になるようです


2003/04/15

面接

ドクンドクンドクン…

どこかの主人公のように心臓の鼓動が大きくなっていきます。
背広を着て、待合室で待機して。 大緊張。
視界が緩慢な動きになり、落ち着きません。
かなり危険な状態でした。
ここは深い深い腹式呼吸と、手の平に文字を書いて冷静になるべきです。



右手になぞり、それを飲み込むと少し落ち着きました。
この日は学内選抜試験です。
入りたい企業の為、練習の為。
凄く、凄く緊張します。

面接官
「では、どうぞ」

そう促され、室内に入り集団面接へ。
椅子に座ると順番は三人目。
次々と行われていく刑の執行を待つのです。
…まず、脚が浮きました。
高さ100mってくらい、浮遊感を感じます。
むしろ脚が異次元に跳んだ感覚すらしました。
…更に、首が痙攣を始めました。
薬でも使ってるみたいです。
こんな危ない人間、他にいません。
…ついには、腕が踊り始めました。
右手を制御出来ません。
だ、ダミーシステムかァァァッ!!
右手だったので左手を使って押さえ付けます。

面接官
「次の人―――」

き、キタァァァァア!!
もぅ… もぅ駄目だぁぁぁぁ!!
うあぁぁぁぁぁぁ…

「萌」じゃなくて「アイ」にしとけばよかった


2003/04/19

勝手気ままに

明日はソフトウェア技術者試験、当日です。
ようやく終わります。
長く、苦しかった時が。
寝ながら脚が攣ったり、妄想に逃げたり…
あ。
いぇ…
妄想に逃げるのはいつものことなんですが。
少しばかり違うのは「問題文を読みながら会話をしている」現状です。
例えばですね。
「単位時間あたりに発生するデータベースへのアクセス件数がランダムであり、回線の…」
といった問題文があるとします。
すると読んでるうちに僕にはこう見えるようになります。
「単位時間あたりに発生するデータベースへのアクセスはランダマイゼ、開戦と同時に…」
あ?
自分で読んでてそう思います。
それで何とか目を擦って意識を保つんですが…
でも、これはまだまだ序の口だったりします。
もっと酷い時は、見えるのではなくて聞こえるようになります。
「貴方が持つそれは」
「あり得ないね。何故ならあのビルには…」
謎の言葉の羅列。
しかも一人ではなく、多人数の会話へと。
こうなるとお手上げです。
自分では問題文を読んでるつもりなんですが、ココロは遙か彼方へ。
現実と夢の狭間って奴でしょうか。
まぁ、これも明日で終わる訳で。
ふぅ、と溜め息を付いている所です。

試験前日にまともな睡眠が取れそうとは皮肉な話